こんにちは。育休パパです。
初めの方に前提の記事を書いておこうと思います。
読者の方に有益な記事を書く前に、書く人の前提条件を揃えておきたいからですね。
この記事を読んだ人はこんなことがわかります。
- 僕の場合、なぜ育休を取ったのか。
- 育休を取るメリット、デメリット
- 実際、取ってどうなのか
育休を取る理由・取らない理由
さて、はじめから結構大きい内容の見出しです。
そもそも、世の中には、赤ちゃんが生まれたら育休を取る人、取らない人の2パターンの人が出てくると思います。
僕も1番目の子、2番目の子が生まれたときは、育休を取ってませんでした。
理由としては、割とシンプルでした。
他の人も赤ちゃんが居ても家事育児はママ中心で働けているのだから、パパは育休は取らなくていいんじゃないか?
もちろんここに、「実家に頼ってるから」や、「忙しそうだけど」、「昼間はネトフリ見てるから」「大体寝てるし」
といった色んな感情の枕詞はつくと思います。
パパで育休取らない人も、こう考えているのがほとんどじゃないでしょうか。
しかしここから数年経過して、考え方は180度変わりました。
理由は、取らない理由が取る理由を上回ったからです。
取る理由は以下の通りです。
- 資産運用や家計等、お金に関する勉強や、マインド・考え方を勉強する時間が欲しい
- お兄ちゃんお姉ちゃんに、学校では教えてくれない事を学んでほしい
- 子供の育児や家事の最適化を行い、日々のフロー的な時間の使い方の改善を行いたい。
- 自分の生き方を見つめなおす時間が欲しい
会社からの評価が下がったとしても、今やるべきだと考えました。
会社からの評価<今の自由な時間 となったから。
パパの役割
皆さんは家族の中のパパの役割をどう考えていますか?
- お金を稼いでくる
- 家事をしてくれる
- 子供を教育する
- 家族の方向性を決めてくれる
といった感じになると思います。
つまり、育休を取っても、将来的に上記の役割をこなせれば
パパとしては何ら問題ないという事になります。
また、住宅取得の検討や資産運用をされてる方は、複利という言葉を聞くと思いますが、
知識にもまた複利が聞きます。
むしろここで時間を使い、
- パパに期待してもらってる役割の中身を強化する
- お兄ちゃん、お姉ちゃんにより多くの事を経験させてあげたり、教えてあげられる
ような時間の使い方をすることで、復帰してから複利が効くようになるのではないでしょうか。
最近、家族とはチーム戦だと教えてくれた人がいました。
苦手は補い合い、得意を担当する。決して擦り付け合いではない。
その人から教わったことを基にすると、
育休取得中に時間を使える事は、家族にとって「必要な項目の得意を伸ばす」事にもなりえると思います。
役割を効率化したり勉強する事で「福利」が効くようになります。
育休のメリット・デメリット
次にメリット・デメリットについて考えてみましょう。
メリットについて,
普段会社に拘束されている時間が、会社に拘束されない時間になる
という事を軸に考えると、以下の事が挙げられると思います。
- 育児に充てる時間ができる
- 家事に充てる時間ができる
- お兄ちゃん・お姉ちゃんに接する時間が増える
- 家のメンテナンスにかける時間が増える
- 勉強する時間が増える
- 自分時間が増える
こんなところかと思います。
メリット:会社からの拘束時間が無くなる。
ではデメリットは何か。
- 会社に迷惑が掛かる
- 社会から孤立しやすくなる
まず、会社に迷惑が掛かるという事を軸に考えると、以下の事が挙げられると思います。
- 上司及び、同じ部署の人の業務負荷が増える事で、悪印象を持たれる
- 業務負荷が増えて応援人員が必要な場合、他の部署の業務負荷が増える事で、悪印象を持たれる。
- 他の育休を取っていない人から、悪印象を持たれる。
- 人事及び、会社幹部、他の付き合いのある会社の人から何かあったら休む奴であると、悪印象を持たれる。
要は悪印象を持たれるという事です。
そのせいで、復帰後の成績が良くなかったり、昇進・昇給・部署移動に響くこともあると思います。
そのようなことがあった場合、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へ相談するようガイダンスはありますが、
「悪印象を持った対応をしてはいけない」といった「人としてどうなの?」的な事は一切書かれていませんし、
悪印象を持つ相手は先のような被害を受けた人間になるわけですから、
ある程度思われても当然なところもあるわけです。
目はつけられると思うので、
何かと理由をつけて不利益を被る場合も少なくないと思いながら、行動した方が良いと思います。
ただし、一つ事実を言っておきますと、
会社は育休取得する社員に対し、一円も給料を支払っていません。
育休期間中に給付金を支給してもらえる先は、会社ではなく雇用保険です。
なので、費用を支払っていない会社が、その期間中に利益を上げられないのは当たり前です。
会社が嫌がるのは、
育休期間中、社員の都合で穴ができる事と、
業務面で成長していない社員が、育休明け後に復帰してくることを確約させられている事
が嫌なのではないかと、僕は考えています。
なので、今働いてる会社で一生働く方や、絶対に安全に出世したい方は、
まだあまりお勧めできないかもしれません。
デメリット1:悪印象を持たれる。 迷惑をかけられる側もあなたと同じ「人」です。
次に、社会から孤立しやすくなることを説明すると、
いつも会社の同僚や友達と当たり前のように話していると思いますが、
ホントに全くなくなります。
おおよそですが、嫁さんか子供と話すのが8割くらいになります。
家族の愚痴や男同士の会話なんかを楽しんでる人はできません。
人って近い人と話す生き物なんだとつくづく思います。
ただ、これには今風な対策があります。
- ラインやズームでビデオ通話する事
- オンラインサロンやゲーム等のオフ会に参加すること
ただ、この対策って結構違和感があったりスキルがある程度必要なので、万人ができる対策ではないです。
ただ、これを疎かにしておくと、謎の不安感に襲われる場合があるらしいので注意してください。
デメリット2:孤立してしまう。但し、今風な対策が可能。
実際取ってどうなのか
この記事を書いているのは取得後2か月半後ですが、
ぶっちゃけると進捗は予定より遅く、成果もあまり出ていませんが、着実に勉強や試す事が出来てます。
予定より赤ちゃんのお世話や家事の習熟度がないのはご愛嬌という事で;;
又、他の記事にも書きますが、ママも今までの育休とは心境が違うそうです。
今の所育休を取った事に後悔はないし、先の不安等もありません。僕の場合、ホントに取って良かったです。
このブログも進めていきたいし、したいと目標に決めた事を一歩ずつ踏みしめながら出来るのって、
成果に関わらずホントに楽しいです。
みなさまにも良き育休ライフを!!
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