【育休】男性社員が取得できる育休制度と育児休業申出書の書き方【実際に取得した期間・書類のポイントや実際に間違えた箇所】

こんにちは育休パパです。

今回は僕が育休の書類に関して、実際に書いた書類について記事にしたいと思います。
ただ、記述したのが割と前になるので、もし抜けていたりしていたらコメント等で教えてもらえると助かります。

この記事は
  • 育児休業や他の制度を知りたい
  • 例に載っていない取得の方法と注意点を知りたい
  • 男性社員が育休取得する際に書く書類を書くのか知りたい
  • 書類を書く中で、つまづきやすいポイント等があれば知りたい

尚、今回書く記事は会社の就業規則や都道府県の違いにより、様式等が異なる場合があります。
記事通りの内容で申請しても、修正や再提出の扱いになる可能性もありますので、ご留意下さい。

それでは早速書いていきます。

目次

育休を取れる期間について

今回説明する制度は2022年10月に施行された、
出生時育児休業(通称:産後パパ育休)等を含めた内容で説明してます。

産前産後休業(女性のみ取得可能)

産前休暇:出産予定日の6週間前に当たる日から、出産の日まで(出産日当日も産前休暇)
産後休暇:出産の日の翌日から8週間目にあたる日まで

出生時育児休業(男性・女性とも取得可能 但し、産後休業との併用不可)

子の出生後8週間以内4週間(28日)まで取得可能
分割して2回取得可能

育児休業

原則として子供が1歳の誕生日を迎える前日まで取得可能
上記の「出生時育児休業」を含めず、2回まで取得可能

育児休業を取得できる条件

子供が1歳6ヵ月に達する日までに労働条件が満了しない事。
(労働条件が更新される場合は更新後のもの)

パパ・ママ育休プラス

原則1歳までの育休終了後、条件を満たしていたら1歳2か月まで取得できる。

パパ・ママ育休プラスを取得できる条件とは

  • 配偶者が子の1歳の誕生日前日までに「育児休業」を取得している事
  • 育児休業取得日が子の1歳の誕生日以前の日である事
  • 育児休業取得日が配偶者が取得している育児休業の初日以後である事。

「育児休業」以外にも休み方があるし、分割することもできます。
但し、取得できる条件を把握する事

育休期間について

育休取得と検索すると、よくあるのがこんな感じの取得期間であると思います。

僕はこの通り取る事はしませんでした。

理由としては、出生時育児休業の部分に注目してほしいのですが、

8週間以内4週間まで取得可能とあります。

つまり、出産後8週以内に出勤が入るパターンとなります。
ですが、

取得例の悪いところ
  • 4週間帝王切開を終えて心身ともに疲れているパートナーに家事や育児を任せる
  • 4週間生後間もない子供を家に置いていく

この状態で仕事に行っていては、育休を取っている意味がないのではないかと考えたからです。
(親元に助けてもらえる方や、ベビーシッター・家事代行サービス等を使える方は良いと思います。)

なので、僕はこのように育休を取得しました。

実際に僕が申請した育休期間について

僕が育休を取得するように申請した期間は調べても例がなかったので、よろしければご参考にしてください。
この方法での取得は可能です。

僕の場合、出生時育児休業終了後すぐに育児休業を取得しました。
これにより、嫁さんが産後体力が戻っていない最中に家事・育児を積極的に行えました。

僕が申請した取得期間での注意点

ただ、この取得方法には一つ注意点があります。
文章を読んでだけなので、確認できておりませんが、この方法ではパパママ育休プラスを取得できません。

なぜ取得できないかですが、パパママ育休プラスの取得条件に
育児休業取得日が配偶者が取得している育児休業の初日以後である事。
とあります。

僕が取得した状態は
育児休業取得日が配偶者が取得している育児休業の初日以後ではないので、
取得できない可能性があります。

もし僕と同じ取得方法を検討されている方は、注意して下さい。

僕の申請した取得期間では、パパママ育休プラスが使えない可能性があります。

(出生時)育児休業申出書の書き方、ポイント

僕が提出した書類である、「育児休業申出書」の原紙がこちらになります。

他の書類はサインや印鑑のみであったり、振込先の銀行通帳のコピーや母子手帳の出生届け出済みのコピー等、
割とわかりやすく作業的でしたので、ここでの説明は省きます。
思い返すとこの書類が一番ややこしく、何度も再提出をしたイメージがあります。

厚生労働省HP(リンク)

この書類で、僕がつまづいたポイントを下記にまとめます。

期間について
土日が休みである事を考慮しない書き方にすること

例えば、2023/10/2から出社予定であれば、
10/1は日曜日ですが、10/1まで休みとなる。
(土日休みを考慮して会社で9/29までと書いてしまうと、
 会社のカレンダーが変更になった場合や、休日出勤を命じられた際は出社しなければい可能性があります)

申出に関わる状況欄について
初めて記入して提出する際は、「ない」にチェックを入れる

3-2の(2)欄や4-2の(2)欄について、初めて提出する際は「ない」に〇をつける事。
社内の担当者の方が一度取得をしてから期間内に変更されるような方が、
「ある」にチェックが入るようなニュアンスで、話されていました。

出産予定日について
帝王切開の場合、出産予定日でなく手術予定日で申請できました。

帝王切開での出産の場合、予定日と手術日が異なる場合が多いと思います。
僕が提出する場合も嫁さんは帝王切開でしたので、手術予定日で記載しました。
そのため、母子手帳に書かれている予定日を書く事はありませんでした。
(二重線で訂正する等も特にありませんでした)
又、帝王切開後から育児休業を取得したかった事もあり、社内の担当者に相談すると
手術日がわかる書類を添付してほしいと言われ、docファイルと同じメールに添付しました。

不要な部分について
空欄で提出する事

例えば、現状でパパママ育休プラスを取得する予定がない等の場合や、
1歳を超える育児休業を取得しない場合は、
その部分を何も書かず空白にして提出しました。

補足:もし提出が期限より遅れてしまったら

各制度にはそれぞれ「取得前の〇日以内に提出」と提出期限が定められてます。
この提出期限を守れなかった場合、理由を書く必要があります。

僕の場合、2か月前に書類を貰い、一回目の提出は翌週に提出してました。
しかし度重なる再提出や、上司の不在期間や長期休暇等ありましたので、
最後に提出にたどり着くまでに、指定された期間を割り込んでいました。
その際、「内容修正の為」と記入し提出しました。
提出期限には、かなり余裕を持って進めることをお勧めします。

ざっくりまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
伝わりにくかったり、間違っている箇所がありましたらすみません。
休暇期間を分割できることで、以前までの育児休業より便利になっていますが、
反面、ややこしくなっていたりする部分もあると思います。

また、この制度は2022年から始まっており、社内の担当者の方もまだ1年経験していない事になります。
取得希望者の方と社内の担当者の方の二人三脚で申請する部分もあると思うので、
担当者に頼るだけでなく、取得する側もこのような記事で勉強して、申請してもらえたらと思います。

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この記事を書いた人

2023年に育児休業を取得し、
「パパの役割」を毎日コツコツ積み重ねてます。
このブログでは、
・育児休業ですること
・育休を取るパパの考え
を僕の視点で解説しています。
悩んでる人や参考にしたい人の一助になれば幸いです。

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